鍼灸治療は、自律神経を調整し、バランスの崩れた
3つのトライアングルを立て直すことで、免疫系を正常に保つことができます。
免疫と鍼灸
人間の身体は、ホメオスタシス(恒常性維持)と呼ばれる機能があり、
神経系、免疫系、内分泌系の3つがトライアングルのような関係をもち、
相互に影響し、協調しながら、身体の恒常性を保つ仕組みです。
例えば、ストレスを受けると自律神経の交感神経が過度に優位になり、その状態が長く続くと、睡眠障害を引き起こし鬱状態に発展していきます。
また同時に消化器症状を引き起こし、食欲不振・胃の膨満感・逆流性食道炎・便秘や下痢を繰り返すといった症状が多発します。
免疫というのは、強ければ良いというものではありません。
強すぎれば自分自身を攻撃してしまいアレルギー反応や自己免疫疾患などが起こりやすくなります。
これらの身体のバランスも、鍼治療で自律神経を整えることでサポートできる可能性があります。